かいつぶりブログ

2019年06月25日

印象派への旅(バレル・コレクション)

印象派への旅・海運王の夢(バレル・コレクション)展に行って来ました。

※スコットランド・グラスゴー出身のウィリアム・バレルは、若くして家業の海運業を手伝い始めた後、
 船舶の売買で大成功し「海運王」と称されました。少年の頃から美術品に関心を持っていたバレルは、
 1890年代から1920年代にかけてペプローやメルヴィルなどスコットランドの画家をはじめ、クロホール
 など特にグラスゴーで活躍した画家の作品を好んで集め、徐々にフランス絵画にも興味を抱くように
 なったそうです。そして、1944年、バレルはコレクションのうち何千点もの作品をグラスゴー市に寄付。
 それが美術館「バレル・コレクション」となりました。美術館建設に関しての条件は二つ、「大気汚染の
 影響が少ない郊外」「国外に持ち出さない」でした。本展はバレル・コレクション改装に伴い実現。

写真撮影OKの中から”夏”らしい作品を紹介しますね。

トゥルーヴィルの海岸の皇后ウジェニー(ウジェーヌ・ブーダン作)
 19世紀半ばには健康増進のため海水浴が推奨されていたとのことです。

トゥルーヴィル、干潮時の埠頭(ウジェーヌ・ブーダン作)

海です!夏ですね!!

まだ梅雨入りしてないけれど・・・もうすぐ夏です。
どうぞ、素敵な夏になりますように!