かいつぶりブログ

2018年08月29日

研修会「がん患者さんの在宅生活の支えになれば」を聴いて

8月11日に訪問看護師と在宅医の方から在宅医療の具体的な事例を聴くことができた。


在宅を希望されても通常一週間くらいはバタバタするとのことや、
不安を口に出せるまで時間がかかるものであるということなど認識を新たにした。
メールでやり取りすることもあるが、メールには、本音が吐き出しやすいとともに、
振り返って見ることができるメリットがあるとのことが印象的であった。
家には『匂い』や『気配』があり、決められた時間であっても医師・看護師が
患者だけのものであることが在宅医療の素晴らしさであると感じた。


亡くなられた後も、「しのぶ会」で家族だけでなく、ケアマネ、看護師に臨床宗教師も
加わって振り返ることで、残された家族が健やかになれるような活動もされている。

まさに「じぶんらしく活きる」につながるお話だと感じた。