かいつぶりブログ

2018年09月20日

長楽館「御成の間」

「京の夏の旅」の文化財特別公開の長楽館に行って来ました。
外観は洋風なのですが、中には茶室があるなど『和』を感じます。

「喫茶去」=どうぞお茶でも召し上がれ。
下の水盤は木製で、鳥も木製。水を入れると鳥が泳いでいるように見えるとか・・・。

そして、そんな茶室の窓にはステンドグラス
ここでも、和洋折衷ですね。

3階にある「無寒暑」は禅語とのことだそうです。

 冬は寒く夏は暑い。動かすことのできない事実である。
その事実に、あるがままに服従・忍受して、暑さを感じないように気を張るとか・・・
自分は既に暑さのうちにあり、暑さのままにあるから、あたかも山に入れば山は見えず、
水の中におればかえって寒さを感じないように、自分自身に暑さを感じないようになる。
それは自己観察、自己批判がなくなるからである。

などと、難しい(*_*; 解説がありますが、
あるがままに受け入れることかなあ、と勝手に解釈しています。

建物は勿論、調度品も素晴らしいものが多くて楽しめました(^_-)-☆