かいつぶりブログ

2021年03月26日

比良八講(ひらはっこう)荒れじまい

例年3月下旬のこの季節に寒気がぶり返し、比良山から突風が吹き荒れることがあります。
琵琶湖と比良山の温度差で突風が生じる自然現象ですね。
そして、本日3月26日の「比良八講*」が済むと本格的な春が訪れるとのことで、
これを『比良八講荒れじまい』と呼びます。

もっとも、今日は風こそ強いものの、かなり暖かく
あちらこちらで、桜が咲いていますけれど(^_-)-☆

 

今日の大津駅かの桜です。
風に負けずに散らないで・・・と思っています。

*「比良八講」とは天台系の行者たちが行う行事で、比良山系から取水された法水(のりみず)を
 山伏姿の修験者や延暦寺の僧侶らが湖面に注ぎ、物故者の供養や湖上安全を祈願する法要のこと。