かいつぶりブログ

2019年02月05日

歌舞伎三昧

二月になってしまいましたね(*_*;
今更ながら先月のネタを少々・・・。

例年一月は東京では4座で歌舞伎の上演が行われています。

まず一年中歌舞伎を上演している歌舞伎座!

お正月らしい「吉例寿曽我」では昨年9月に復帰を果たした
福助さんが、さらに動きも台詞も増えて闘病中の方々に
元気を与えてくれたと思います。
ご子息の児太郎さんも共演されていたけれど本当に
喜ばれていると感じました。

歌舞伎座から歩いて数分のところにあるのが新橋演舞場!
(ちなみに国立がんセンターの近くにあります)

こちらは来年の襲名を公表された海老蔵さんが座頭。
その思いもあったのか、古典をしっかりと演じられていました。
個人的には「俊寛」がとてもよかったです!!

あと、昼は歌舞伎座に出演されてた児太郎さんが夜には演舞場。
この活躍も嬉しかったです。

そして、浅草公会堂では若手が奮闘。

ほとんど(笑い)平成生まれの役者さんが頑張ってます!
こちらも、年々大きな演目をされるようになり
「義賢最期」と「番町皿屋敷」は出色でした。

国会議事堂などの近くにあるのが国立劇場。

こちらの座頭は尾上菊五郎さん・・・
年配の方には富司純子さんの旦那様、
もう少し若い方には寺島しのぶさんのお父様、
と言った方が分かり易いかな。
今回もしのぶさんの息子の真秀(まほろ)くんと
尾上菊之助の息子の和史くんとの共演を喜ばれてましたね。

そうそう、その和史君は5月に丑之助で初舞台だそうです!

国立劇場は通し狂言といって、一つの演目を上演されるので
分かり易いと思います。
劇場の雰囲気なども、結構良い感じですのでお勧めです。